日本ハム佐藤コーチが突然クビ連発に激怒
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000094-nks-spo
日本シリーズが残っているのに監督が他のチームと来年の
契約をしていることがおかしい。
さらに、コーチ陣にこんな事情があったのなら、そりゃチームの
士気は上がるはずがない。
日本ハムが勝てなかった原因がこんなところにあるとは思わなかった。
ヒルマン・ショックが襲った。日本ハムは日本シリーズ敗退から一夜明けた2日、1軍の3コーチに来季以降の契約を更新しないことを通告した。ヘッド兼内野守備担当の白井一幸コーチ(46)、投手担当の佐藤義則コーチ(53)、打撃担当の淡口憲治コーチ(55)。佐藤コーチは「本人だけ喜んで、それでいいの」などと、すでに米ロイヤルズ監督就任が決定しているヒルマン監督を痛烈に批判した。球団史上初の連覇を遂げたが、異例の監督辞任でコーチ陣は大解体。後味の悪いオフがスタートした。
無頼派コーチが、ほえた。島田チーム統轄本部長らから非情な通告を受けると、佐藤コーチは報道陣の前で怒りを押し殺すように、ストレートな言葉を並べた。舌ぽうの先は、球団だけではなく監督へも向かった。
佐藤コーチ「いまさら言われても。(ヒルマン監督)本人だけ喜んでそれでいいのか、球団は謝っていたけど。1年契約だからずっとは考えていないけど、時期が悪いよな。就職活動ができないよ。誠意がないよな」
日本シリーズまで進出したことが、皮肉にもマイナスへ作用してしまった。だがその間、ヒルマン監督とオーウェン・コーチ補佐だけが、それぞれロ軍の監督、ベンチコーチとして来季以降の就職が決まっている。日本では他球団の組閣が、ほぼ完了している段階での通告。同コーチは「今ごろ言われても困ると言ったけど。前もって決まっているなら言ってほしかったな。(日本ハムが他球団の就職先を)探すのはできないと言っていた」と憤った。
前例がない事態が伏線になった。優勝争い佳境の9月8日。ヒルマン監督が突然、辞任を発表した。自分の強い意思で、球団のシーズン終了後にという要望を受け入れなかった。だが自身はクライマックスシリーズ終了直後にロ軍監督就任が決定。日本シリーズの開幕直前には手続きするため渡米してチームを離れ、波紋も呼んでいた。
シーズン中のため、球団から通告もされず、就職活動をしたくても動けない。一部コーチからは不協和音が噴出していた。球団側も通告の席で陳謝した。だが淡口コーチも穏やかに話してはいたが「ほとんど(他球団の組閣が)決まっていますからね。厳しいです」と本音を漏らした。
2軍の選手育成、管理を担うファームディレクターを要請された白井ヘッドも固辞し、退団することが決定的だ。同監督の右腕としてヘッドを5年間務めたが「監督がユニホームを脱ぐときは自分も脱ぐと決めていた。要請を受けても『はい』とは言えなかった。申し訳ないと話した」。優勝監督の前代未聞の辞任が発端になった、お家騒動。2年連続の日本一を逃したとはいえ、優勝球団のオフとは思えない人間模様が広がっていた。
YAHOOニュースから引用
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